『スナップ写真館』from website -Finding-

標識の違いを楽しみたい

今回の写真について

 

・撮影時期:(文中に記載)

・撮影場所:(文中に記載)

・メモ:2020年3月1日の公開済み分

・メニュー:“finding”の「スナップ写真館」

今回のお題は歩道に立っている「歩行者専用道路」標識で、「お父さんと娘さん」が描かれているアレです。自転車も通れるところなら、「自転車歩行者道」という、「お父さん+娘+自転車」の標識が設置されます。
ある時に微妙なデザイン違いに気付いてしまい、可能な範囲で画像撮影にあちこち回ってみました。その紹介です。

 

宇治の標識でデザイン気になる

 

発端は、2017年3月に宇治へ行った時のこと。それまでもこのデザインは見ていたはずなのに、宇治で目にしてから頭から離れなくなってしまいました。では、その標識の画像です。特別なものではなく、恐らく全国的に普通に見られるデザインです。

 

 

お父さんの左手がフニャフニャ

そして右手より明らかに長い。東部もヘルメット着用風に見えて、腰回り(上着の裾付近?)もなんだか違和感あり。女の子は微妙だが、まだ個人的に許せる範囲かなと。

「あれぇ、こんなデザインだったっけ?」というのが正直なところで、イメージとしては「自転車歩行者道」標識のスマートなお父さんなんだけど…違ったのか?

 

2019年9月 京都市で撮影

そうそう、こんな感じ。

もしかしたら、探せば自分のイメージのものもあるのではと考えて、それからは外出時に注意して標識を見るようにしました。

 

国土交通省の標識一覧でも確認

 

そうえば、大津駅近くにも「歩行者専用道路」標識が立っていたなと思い出し、さっそく現地へ確認に行きました。結果は、

 

2019年10月 大津市で撮影

う~む、宇治と同じかぁ。

そういえば、道路行政を管轄する国土交通省で標識一覧が見れたはず。そこのデザインはどうなっているのでしょう。同省の「道路標識等」のページにあるpdf資料を参照してみました。

表の左下あたりに該当標識が載っているのですが、少なくとも左手フニャフニャには見えないです。探せばきっと・・・

 

訪れた大阪市内にてついに

 

その後、スマホの電池交換で大阪駅周辺へ来る機会がありました。2019年12月のことです。電池交換も終わり駅近隣をさまよっていたところ、「歩行者専用道路」標識を発見しました。早速デザインを確認します。

 

2019年12月 大阪市で撮影

おっ、ほぼ思い描いていたデザイン!

厳密には先の「自転車歩行者道」標識デザインと違いはあるのですが、少なくとも「お父さんの左手がフニャフニャ」にはなっていません。今回筆者の中にあった「個人的な違和感」に対して、十分合格点出せます。探せばあるものだ。

大阪と言えば「コテコテ」土地柄だと思い込んでますので、標識のデザインがシンプルだったのは正直“想定外”でした(笑)。2年9ヶ月ごしのモヤモヤが消えて、気分もすっきりしました。

でも、何故デザインが微妙に違うのでしょうか。これは不明なままです

地域によって、微妙な差が生じているのかもしれませんね。様々な地で、標識ウォッチし続けてみましょう。

 

めでたし、めでたし