今回の写真について
・撮影時期:2020年8月
・メモ:2020年9月5日の公開済み分
・メニュー:“finding”の「スナップ写真館」
9月になりました。例年だと残暑も和らぎ、秋らしさが少しずつ感じられる頃だとおもってますが、異常気象という言葉が特に賑わしてる今年は、夏の盛りがまだ続くのかいっ!という状態であります。そんな中での滋賀らしい話題を取り上げます。
イナズマ…滋賀で9月と言えばコレ
そんな9月に「夏の最終打ち上げ花火」を上げるがごとく、滋賀県の琵琶湖湖岸で盛大に盛り上がるイベントが、ご存知「イナズマロックフェス」であります。
内容はもう説明不要だと思いますが、滋賀県の観光大使でもある西川貴教さんを中心に企画・実施され、2009年から10年以上続いている全国区のイベントとなっています。
(“今更”となりますが、ご結婚おめでとうございます)
9月という季節柄、「本物の」雷を伴う嵐や台風の影響を受けつつ毎年実施されていることを尊敬しつつ、しかし今年は新型コロナウイルスの影響からさすがに琵琶湖湖畔でのライブは困難となったからか、オンラインでの開催となったようです。
イナズマロックフェス 史上初 オンラインで開催決定
(画像は同サイトより画面キャプチャ)
さて、「イナズマ」の名称についてはwikipediaでも取り上げていますが、滋賀の自動車ナンバーの一部がイナズマに見えることが理由となっています・・・が、これはポジティブな読み取り方かと(謎)。ネガティブに読み取ると「ゲジゲジ」となるようです。
一部って、どこのことよ?って方も少なくないのでは。
ゲジゲジ…イメチェン!?
関西では認知度の高いゲジゲジナンバーなのですが、この日見かけた某教習車の車体デザインが分かりやすいと感じましたので、撮影をした次第です。ああ、やっぱ“ソコ”なのね
イナズマか、ゲジゲジか
「イナズマ」だって言ってぇ~
滋賀県大津市にある「月の輪自動車教習所」の教習車なのですが、成安造形大学生がデザインした「ゲジナンラッピング教習車」だそうです。
成安造形大学生デザインの「ゲジナン」ラッピング教習車が登場!
(画像は同サイトより画面キャプチャ)
「ゲジゲジ」をあえて読み替えず、むしろかわいらしいデザインでイメージチェンジさせアピールに持ち込むというポジティブな対応に感心しました。色遣いは控え目ながら、他にはないデザインで狙い通り人の目を引き付ける力を持っていると思います。
ただ、教習車だけに基本的に県内走行限定になるかと思われ、県外にもPRできる施策が取れたらなお良いなとぜいたくを思うのは私だけでしょうか。長距離トラック業者とタイアップするとか?
イナズマでもゲジゲジでも
私個人は「ゲジゲジナンバー」と直接耳にしたことは無かったのですが、滋賀ナンバーのイメージは全体的にネガティブな受け止められ方が長く続いてたようです。
同じ個所を「イナズマ」と見方を変えてポジティブに盛り上げるフェスと、「ゲジゲジ」をそのまま受け止めつつもデザインでポジティブ方向へ持っていこうとする大学生と教習所の活動で、滋賀県への関心度が更に上がるよう1県民として願います。
滋賀って、琵琶湖だけちゃうん?
・・・じゃなくてね(汗)。
めでたし、めでたし