『スナップ写真館』from website -Finding-

合掌

今回の写真について

 

・撮影時期:2022年4月

・撮影場所:滋賀県湖南市

・メモ:-

・メニュー:“finding”の「スナップ写真館」

旧東海道を「ろか探」目的に栗東市から湖南市へ歩いていたところ、「合掌」で締める文面を記した看板を3か所目にしました。言わんとしている内容はごもっともな内容なのですが、個性的文面や出処不詳さもあり、ここで紹介としました。

 

名神高速をくぐると

 

この日はJR草津線手原駅(滋賀県栗東市)で下車し、旧東海道を徒歩で東へ向かいながら‟ろかたりあん探索(ろか探)”を行っていました。

当サイトの「ふらろぐ」にて以前に触れた「言いたいことはわかるだろ?」看板を後にして進むと、やがて名神高速と交差します。名神高速をくぐった先で、栗東市を抜けて湖南市へ入ります。

 


画像中央でバスが走行しているのが見えますが、それが名神高速です。その奥に見えているのが三上山(みかみやま)であり、通称「近江富士」と呼ばれます。

その名神近江富士から視線を移し今歩いてきた道沿いを見ると、赤い鳥居と何か大きな文字が書いてある看板が視界に飛び込んできました。とりあえず、画像にてご覧ください。

 

 

そのポイ捨て止めよ

いずれ

天罰が下る!!

  合掌

 

怒られてしまいました(怖)。ポイ捨てした記憶はないんですけどね。まさか散策での日常ストレスの発散が、ストレスのポイ捨てと認定されてしまった?(違)

赤い鳥居というと‟立ち●ョン禁止”が思いつくけど、それもしてないし(謎)

まぁインパクト強い看板ではありますが、1枚であれば「そうですね」で終わってしまうわけで、ろかたりあん発見へ向け散策を再開します。

 

少し進むと前向きな表現も

 

すると程なく、同じような看板が目に入りました。看板表面が木目調/白色と変化しているものの、大きな文字と赤い鳥居という部分が共通しています。

そこには

 

 

日頃ポイ捨て輩に告ぐ

いずれ我身に振り

返ります

一つの善行を行って下さい

心晴れますよ

   合掌

 

「輩に告ぐ」というフレーズより強い表現が続くのかと思いきや、最後は「心晴れますよ」という穏やかな表現に転じてます。心を晴れやかにするために、どんな善行をしようかな。

前回のを含めて最後の「合掌」と記されているのが印象に残るのですが、周辺を見回す限り、合掌と関係しそうな宗教的なもの(寺院とか)は無いようです。看板の作成者や設置者も書かれてませんので、ちょっと気になってきました。

気にしつつ、“ろか探”再会です。

 

踏切前の安全呼びかけと思いきや

 

旧東海道はJR草津線と並行していることもあり、所々で踏切と出会います。ちょうど踏切が鳴り始めたので振り向くと、そこに看板が設置されているのを発見しました。

一般的に踏切に設置される看板といえば、「一時停止」等の踏切通行時の安全に関する文言だなと思うわけですが、この踏切では期待に応えて(?)くれてます。

 

 

「まて」。

ポイ捨ての輩に告ぐ

我道汚して

心痛まぬか!!

   合掌

 

あの、恐らく「輩」の方は、我道を汚している認識がないのではと個人的に思うのですがどうでしょう(笑)。

それはともかく、文面冒頭の「まて」は、ここでは‟踏切の安全確認”より‟ポイ捨て防止”が優先されてしまうのですね(爆)。踏切の安全確認は「言われずともやれ」というご見解かも。

赤い鳥居が見えないのは、設置場所を配慮したからかな。というか、踏切への看板設置許可が必要そうに感じるけど実際どうなのでしょう。

 

結局、出処は

 

この後に4枚目、5枚目も期待しましたが、踏切のものが最後でした。

手掛かりとなるものが無いので、看板の出処とか現時点で全く不明です。何か追加情報があれば追記しますという感じにして、とりあえず画像の紹介のみで終えておきます。

みなさま、ごみのポイ捨ては引き続きやらないようにしましょうね。

 

めでたし、めでたし