今回の写真について
・撮影時期:2022年3月
・メモ:2022年4月30日の公開済み分
・メニュー:“finding”のスナップ写真館
サイトネタ発見を期待し、京都市の深草から山科目指して府道沿いを歩いてました。その道中、なぜここに?と気になった標識があったので撮影し紹介します。
気になる標識
府道から右折し山中へ向かう一本の道があり、なんとなく気になって道の向かう先を覗き込んだところ、一本の標識が立っているのが目に入りました。
ん?
こんな山へ向かう細い道という風景には馴染まない、むしろ高速道のインターチェンジで見かける標識ではないですか。見間違いかと思い、再度確認します。
国土交通省の「道路標識一覧」にも載っていますが、これはご存知「自動車専用」標識ですね。この道は自動車専用道なのでしょうか?
更に補助標識には、次のように書いてあります。
許可車両を除く
「自動車専用」で「許可車両を除く」というのは、つまりどういうこと?許可車両は自動車専用の対象外だから、通行してはいけないという意味なのかな。
混乱極まる?
実はこの傍に、更に私を混乱させる案内板が立っているのです。
大岩山展望所 900m
トレイルという事は、車両じゃなくて歩行者扱い(徒歩)ですよね。その指し示す先が、先の「自動車専用道」になっているわけです。書き並べると
- 自動車専用道っぽい
- でも、許可車両は通行がダメっぽい
- 一方で、歩行者は展望所へ行けるっぽい
「ぽい・ぽい・ぽい」三連荘で、結局、誰が通行できて誰がダメなのか不明なままです。「許可車両」の「許可」が何を許可されたものかもわかってません。
さてこの道、この日は通らなかったこともあり、後日にStreetViewで巡ってみました。Googleの車はお咎め対象外だったのですね(笑)。車は山中をくねくねと進んだ後、麓の住宅街へ下りて行きました。
ストビューで確認
道が広くないため車両側も歩行者側もお互い気を付ける必要はあるものの、特に自動車専用道でなくても問題なさそうな印象でした。迷宮入りか…と思ったところ、実は答えが道路入口にでかでかと書かれていました。
大岩神社自動車道入口
そう決められた道だったのですね。
石柱が撮影場所から見て近すぎて、かえって目に入らなかったというパターンだったのか。それとも神社名だけ見て流してしまったのか、記憶が定かではありません。ちなみに“トレイル”の歩行者は、ブログ「ふらろぐ」で紹介している「ここは安心して渡れそう」案内板の場所から徒歩道が別に通っているようです。
結論:標識通り自動車専用だった
「許可車両を除く」の車両は、たぶん自転車とか軽車両(≠自動車)だという理解でよいのでしょう。サイトのネタにできれば、それでOKとします(爆)。
めでたし、めでたし